ハワイの神 Kūからの贈り物

多くの神々宿るハワイ諸島。

戦いの神であり、森林や農業、漁業など幅広い分野を司る男性的なエネルギーの神とされ、カメハメハ大王が深く信仰していた事で知られるのが ハワイ4大神の1つ Kū

ハワイの大切な主食であったUlu (パンの木)は、Kūの化身と言われ 多くの伝説に残されています。

その中の1つを今日は少し書いてみます。

Uluの起源を伝える伝承のひとつ、その起源は飢饉の時代にまで遡ります。

神として知られるようになる前、Kūは人間の女性と恋に落ち、彼女の村で農夫として懸命に働いていました。ある時、恐ろしい飢饉が村を襲います。Kūは妻と子供たちを救うため、自ら地面の中へと消え、身を捧げる決心をしました。彼が消えた場所に妻が立ち尽くすと、彼女の涙が地面を濡らし、翌日には小さな緑の芽が土から顔を出しました。その植物はみるみるうちに大きく成長し、やがて村人全員を養うのに十分な実をつける立派なウルの木になりました。その夜、Kūは妻の夢枕に立ち、ウルの皮のむき方や調理法を教えました。こうして村人たちは再び飢えをしのぐことができたのです。しかし、村人たちが自分たちの利益のためにその実を奪おうとすると、木はたちまち地面の中へと引っ込んでしまいました。Kūは再び妻に語りかけ、「ウル」を「アロハ(愛と慈しみ)」の心で贈り物として扱うならば、誰もが十分に満腹になるほどの恵みがもたらされるというメッセージを伝えます。そして、根元から生えてくる「ケイキ(子株)」を掘り起こし、近所の人や友人たちに分け与えるよう指示しました。後に ハワイの至る所に広まって行ったウルは ハワイの人々のALOHAの気持ちの証でもありますね。

ULUは Kūの化身ではなく Kū そのものと言った方が正しいのかも知れません。そして、自らがUluとなり人々を助けたKū もし、神の助けが無かったら 今のハワイは無かったのかも知れませんね・・・

フラレッスンを行っている公園にも大きなUluの木があります。

毎年沢山の実をつけるこの木を見る度に ハワイの人々の繁栄と世界の平和を祈る気持ちになります。

良い週末をお過ごしくださいね♡