Waipiʻo渓谷にまつわるお話

多くのMeleでも知られ、「曲がりくねった水の土地」の意味を持ち 神秘的で壮大なWaipiʻo 渓谷にまつわるお話を今日は少し書いてみます。

ハワイ島北東部の海岸に位置する息を呑むほど美しい渓谷は、別名「王たちの谷」とも呼ばれ この緑豊かな人里離れた谷は、歴史と神話に彩られ、古代ハワイにおける重要な文化的・精神的な中心地でした。

Waipiʻo渓谷はかつてハワイの政治的・宗教的な中心地であり、ハワイ諸島を統一した有名なカメハメハ大王をはじめ、多くの首長(アリイ)や王たちが暮らしていました。谷の肥沃な土地、豊富な水、そして自然の要害は、王族が住み、重要な儀式を行うのに理想的な場所でもあったのです。

1400年代から1500年代にかけて、有名なリロア王をはじめとする多くの高位の首長や支配者の居住地であり
この場所では、戦いの神クカイリモクによってカメハメハ大王が全島の将来の支配者となることが宣言され、ハワイ統一への道が開かれたのです。
また、渓谷には数多くのヘイアウ(神殿)があり、王族の祖先の埋葬地であると考えられています。

そして、多くのWaipiʻo渓谷にまつわる神話が残されています。その中から今日は3つ。

①Peleの愛する妹Hiʻiakaと、Kauai島出身の美男子Lohiau が 旅の途中でWaipiʻo渓谷を通ります。そこで様々なMoʻo(トカゲの姿の精霊)やその他の超自然的な存在と出会い、戦いを繰り広げた場所の1つ。

物語では この谷の神秘的な性質と、物理的な世界と精神的な世界の間の架け橋である事を示し、物語では 忠誠心、勇気、そしてハワイ神話における神々についてが書かれています。

②Waipiʻo渓谷にまつわるもう一つ伝説は、半分に分かれた花のように見えるNaupakaの花の物語です。この物語は、王女Naupaka とKaui という青年の恋人の物語。身分の違いから結ばれることを許されなかった二人は、Kahuna(神官)に助けを求めましたが、Kahuna は助けることができず、神々に祈るように勧めました。

二人が祈りを捧げている時、Naupakaは髪に飾っていた花を摘み、半分に引き裂いて、片方をKauiに渡します。彼女はKauiに海辺で暮らすように言い、自分は山に残ると告げました。二人の悲しみに心を動かされた神々は、Naupakaの花を半分ずつ咲くように変えました。山に咲くナウパカ(Naupaka Kuahiwi)と海辺に咲くナウパカ(Naupaka kahakai )は、二人の永遠の別れを象徴しています。(諸説あります)

③Luaomilu:ハワイ諸島の各島には少なくとも1つ、魂が旅立つ場所があると言われています。現在は砂で覆われているとされている渓谷の入り口に Luaomiluが存在するとされています。死者の魂は生きている人々の行動を見ることができ、じっと見つめることで彼らを石に変えることができると信じられているという 少しぞっとするようなお話。

まだまだ 多くの神話や物語が残されている場所 Waipiʻo Valley  またの機会に~。

興味があったら 是非色々調べて読んでみてくださいね♡

Happy Aloha Friday❤