Hulaと向き合う時間、皆さんはどれだけ取っていますか?
私は、毎日どんなに忙しくても 1時間半~2時間取っています。この時間は 自分のHulaの為の時間。Hulaを踊る為の体力作りだったり、Hulaに関する本を読んだり 自分の踊るMeleを調べたりと 自分のHulaの為だけの時間です。
前回、日本へ帰国した際に空港から 横浜に向かう時 真っ赤な夕日で空一面が覆われ その美しすぎる風景に思わず途中下車してしまった。かなりの薄着で ただその空を眺めていた私は 他の人から見たらかなり怪しい人物だったでしょう。(笑)それでも、途中下車してしまった理由は、実はあるMeleと共通していたからなの。日本でそのMeleと繋がる風景と出会えるなんて夢にも思っていなかったから・・・
今から30年前にハワイにやって来た20代の私は、自然と交わうなんて無関係。空を見上げて感動する事も無かったし、風景や植物にも興味がなく、何も感じる事のない人生。
ボブ マーリーの雨の名言にもあるけど、私は確実に ただ濡れているだけの人。。
それが、フラを始めて来年で35年。
今は、ボブ マーリーの雨の名言の 雨を感じられる人に近づいている事を願いたい~。
ハワイに戻り 先日、夕方に6マイル程 ジョギングをした。最後の1マイル、雨が降りそうな雨雲がかかって来て どうしようか迷ったけれど、いつもの様に山に向かって走っていたら とても大きな虹が架かった。ご褒美だ~って素直に思った。大空に広がる虹は、見事なダブルレインボーに。その後、折り返しで山は背後になる。今度は、夕日が自分を照らしてくる。そこに霧雨が降りだした。少しづつその粒が大きくなっていく。夕日に照らされた雨粒は、キラキラ輝く水晶の様。雨に濡れているのに 幸せを感じる。その幸せは、フラを踊っている時と同じ。。そう、もうこの時は ご褒美だと感じる事もなく、ただ幸せの空間に。
そんな経験をさせてくれるのが ハワイ。いつも何かが起こる。フラと繋がる事がね。
でも、前回の日本の旅で見せてくれた風景。ハワイにいる時だけでは無いんだって思ったの。
だから、フラダンサーに伝えたい。
自分の為のだけの フラと向き合う時間を作って欲しい。毎日少しの時間でいいと思う。常に頭にフラの時間があるだけで見えてくる景色が変わって来る。。そして、その少しが これからのフラへの色々なもの、出来事 心と繋がって行くはずだから。
ハワイの文化でもある大切なHula.
カラーカウア王が残してくれた言葉。フラは心の言葉、そして ハワイアンの心の鼓動(Ola)である
そう、私達フラダンサーは フラをリスペクトし 常に学び続けなければいけないのだから・・・