キラウエア火山の噴火が再び始まっているハワイ島。それに伴いPeleについての物語を気ままに綴っています。
前回のお話はこちらからどうぞ!
今日は、Peleとモロカイ島&ラナイ島について書いてみたいと思います。
まず、最初に。Maui Nuiという言葉を聞いた事がありますか?
Maui nui- 大きなマウイと訳すように マウイ群とされている マウイ島、モロカイ島、ラナイ島、カホオオラヴェ島はおよそ120万年前には Maui Nuiと呼ばれる大きな1つの島だったと言われています。
それが火山を繰り返し 分裂をし4つの別々の島となったのです。
さて、Peleとの関わりですが。。。
*モロカイ島-Peleの旅路の通過点とされており この島にある活動していない火山、火口跡そして溶岩の地形は Peleがこの地に火山を築こうとした痕跡だと言われています。多くの伝説では、辿り着く島々で Namakaと争い Peleが火山を掘り火を起こしますが、Namakaの水の力によって消され。。。それを繰り返すので モロカイ島でも同じようにNamakaの水の力によって 逃げるようにPeleは この地を去り ハワイ島へと向かうと思っていましたが、一説には モロカイ島のKahuna(聖識者、呪術者)達の霊力が強すぎて この土地を去ったとも言われています。
*ラナイ島- Peleにとって火山を築くのにふさわしくなかったとされるこの島は 短期的に立ち寄ったとされ 伝説や神話がほとんど語られていません。一説には、Peleとは別の火の女神が住んでいたとか。。。
多くのPeleの神話や伝説で語られる事のないモロカイ島&ラナイ島。
色々な説はありますが、ハワイ諸島との関わりが知れる物語は 読んでいてワクワクしてきます♡
ハワイ島のキラウエア火山の噴火は、休みながらも今もなお噴火が続いています。
もう少しだけ、Peleのお話 書いて行きたいと思います。。