今年も大いに盛り上がったメリーモナーク。
鳥肌が止まらなかったHula Pahu、圧巻のPuili、美しいムーブメント 沢山の印象に残るHula、そして、Lehuaが危機的であることを感じるコンペでもありました。
その中で、MCのManu Boydさんが何度も繰り返し伝えていた`imi ʻike という言葉。
私の心に残った言葉をフラダンサーに伝えたい~と思ったので書いてみます。
'Imi: 求める、探す、理解する
ʻIke: 知識、知恵、情報
ʻImi ʻikeは、「知識を求める、もっと欲しがる、もっと尋ねる」という意味。
それは、継続的な学習、成長、理解を渇望すること。簡単に言うと、常に学び続けること、自己成長を促すこと、そして理解を深めようとする姿勢。(ハワイの文化において このʻImi ʻikeという言葉は、古代ハワイアンの知識の伝承、そして保存も意味します。)
ハワイ語というのは 言葉自体は少ないけれど 同じ言葉でも多くの意味を持っています。単に辞書で調べても理解できない言葉も有ったり、時にその土地、家系、そして 人によって解釈の違いがあり戸惑う事も多い。
Meleの解釈をしていて感じる事は、必ずしもそれが正しい答えであるという確信が無い事。特にKahikoに関しては 理解しがたい事も多い。それをそのままに放置するか、それを何年かかっても理解しようとする努力をするか。。
何年もHulaを踊るダンサーは、きっと色々な知識や経験を見につけ 1つの課題をクリアーにしたら また新たな壁にぶつかる。終わりがなく、常に課題という壁が 目の前に立ちはだかる。私も同じ。
そこで課題という壁が目の前に現れた時、そんなにすぐ直らないし。。。と捉え、今のままでもいいんだから~と思うか、それとも どうやったらそこを直す事が出来るか自分で考え 行動するか・・・課題にどう向き合うかは、ダンサー次第。
それが ʻImi ʻikeがあるか ないかの違い。
常に進む事は 楽しい事ばかりではないけれど、私は前に進めるように いや、進んでいくダンサーでありたいと思う。