古代ハワイアンの時代に過去や現在の出来事や宗教的な言い伝えや伝説、日々の暮らしの幸せや願いを込めたと言われている岩絵ですが、多くの研究者が長年探求されている様ですが完全には判明されていないとの事。
岩面に刻まれた古代ハワイのペトログリフ、ハワイ語でKi’i Pohaku
ハワイ島のAla Kahakai トレイルやハワイ火山国立公園では、一般の人々も見る事が出来ます。
実は、オアフ島でもKi’i Pohakuが出現するニュースが入って来たりしています。
数年前にノースショアのププケア地区で見つかったKi’i pohakuは、波打ち際の砂浜の下の巨岩に彫られたもの。通常は何トンもの砂の下に守られる様に存在するKi’i Pohaku。それが波の力によってその何トンもの砂がよけられて姿を現すKi’i pohaku. 想像しただけでも、もう人間の力ではどうする事も出来ない情景で なんとも神々しい~。
先週末には、オアフ島Waianae 地区のPokaiBay の海岸沿いに現れたというニュースがはいりました。40メートルに渡って26のKi’i pohakuが記録されたそうです。この場所で最初に発見されたのは 2016年ですが、それ以来住民も見たことが無かったそう。正確な年代は不明で 人物像のうち8つは男性。詳しい事は 解明されていないとの事でした。
専門家は、波によって堆積した砂や藻類から、発見されていないKi’i pohakuが まだ存在する可能性があるという。
Ki’iというとイメージするのは 神々の姿を彫った木の像。それが Pohaku(岩)に彫られているという事は
やはり宗教的でManaを感じ、何かを伝える為に現れたのではと思ってしまいます。
私達が知る事が出来ない物語や歴史。
でも、大切なものがハワイアンの祖先によってしっかりと残されている。
自分達が知りたい時ではなく、祖先の見えない力が必要な時だけ働き 見せてくれている様にも感じます。
多くの大切なハワイがこれからも守られ 次の世代へと引き継がれます様に♡
*画像は、Hawaii Newsからお借り致しました。