ハワイの歴史の中の7月31日

7月31日。ハワイの歴史の中でとても重要な日である事を多くの人が知らない。

この日を知って欲しいと、1985年以降 有志達の力でLā Hoʻihoʻi ea が復活し、ここ数年は、私の元 Hula Brother が主催者となり 今年も先週末に オアフ島のトーマススクエアーで行われました。

トーマススクエアーに行かれた方も多いと思うけれど、ここは小さな公園。

そこには Kamehameha 3世の銅像があり すぐ後ろには、彼の有名な言葉が刻まれています。

Kamehameha 3世の時代、ハワイ王国が一時イギリスの管理下に置かれた時期がありました。ポーレット事件 そう、1843年 ハワイにイギリスの国旗が掲げられ支配されたのです。

しかし、公園の名前もなっているイギリス海軍のトーマス氏によって再びハワイ王国の国旗が掲げらたのが 同年7月31日。

7月31日はハワイの主権が回復した日 (Lā Hoʻihoʻi ea) その復活をお祝いする日なのです。

1843年7月31日は、多くの人々がこの場所に集まり 主権回復をお祝いしました。そこでカメハメハ3世がスピーチした言葉が 塀に刻まれた あの有名な” Ua Mau ke ea o ka ʻāina i ka pono” (土地の主権は正義によって保たれる)です。

今年で183周年を迎えたこの日。 主権回復した1843年から1866年までは祝日となり毎年お祝いのイベントが行われていましたが、1867年には Kamehameha5世の代ではイベントは縮小され 後の 1893年以降は 政府による公式祝日ではなくなります。

92年間の間、主権回復のイベントは行われる事は無かったのです。

それが、1985年にハワイの有志の力で復活したこのイベント。

ハワイアンミュージック、フラ、ハワイの文化や伝統を体験したり 感じられるイベントは 年々多くの人々がこのハワイの歴史を知り このイベントに訪れるようになりました。

ポーレット事件があり、Kamehameha 3世の判断によって一時イギリスの管理下となったハワイ。

実は、この判断に異議を唱えるハワイの人々も少なくはありません。

でも、この歴史があったからこそ、 Ua Mau ke ea o ka ʻāina i ka ponoという言葉が生まれ 183年経った今でもそして、これからも ハワイの人々に繋がっていく大きなものになったのではないかと私個人的には思います。

ハワイの7月31日を 多くの人々に知って欲しいなぁ~と思っています♡