火の女神Peleの物語⑥-マウイ島

キラウエア火山の噴火が再び始まっているハワイ島。それに伴いPeleについての物語を気ままに綴っています。

前回のお話はこちらからどうぞ! 

今日はPeleとマウイ島の繋がりについて書いてみたいと思います。

マウイ島と聞いて真っ先に頭に思い浮かぶ山。。。

そう、Haleakalā!

そして、もう1つが Kahalawai

Kahalawaiは、水の山として崇められている様に 水や雨の神 Kāneとの繋がりが深く、Peleとの繋がりを証明する伝説は残されていません。調べて行くとこの山々は Peleがハワイに来る以前に形成されたと言われていて 活火山がある場所こそがPeleの活動場所だからかもしれませんね。

そして、Haleakalāは、半神Mauiの伝説の方が 深い感じもしますが ここにも勿論 Peleとの繋がりがある場所です。

Peleが姉の海の女神 Nāmakaから逃げる為にオアフ島からマウイ島にやってきます。Nāmakaが侵入できない様に更に深くそして大きい火口を作り上げます。しかし、Nāmakaは怒りに任せ 再びPeleの新しい火口に水を流し込みます。その水が引くと巨大なクレーターが残されます。それが Haleakalāです。

そして、伝説にも記されている場所。姉との決着をつけるのがマウイ島のHana。そこには Kaiwiopeleという丘があります。その丘は Peleがズタズタにされ彼女の骨があると言われている場所。そう、Nāmakaとの戦いに敗れてしまったPele。彼女の魂が身体から離れ ハワイ島のキラウエア火山へと辿り着くのです。キラウエア火山、その山こそ 彼女の最後の住処となるのです。

マウイ島から ハワイ島に行ってしまったら モロカイ島、ラナイ島はどうなるの?と思われた方も多いと思いますが 実際に モロカイ島、ラナイ島とPeleとの繋がりというのは 他島に比べて多くはありません。

次回は モロカイ島&ラナイ島との繋がりを書いてみたいと思います。